二十四節気

小暑(しょうしょ)

七十二候

温風至 (あつかぜいたる)

7月7日頃から7月11日頃まで

24節気で、小暑になります。
小暑は、梅雨明けが近付き、暑さが本格的になる頃を指して言います。この頃から蝉が鳴き始め、本格的な夏となってきます。
なお、この時期に至っても梅雨入りしない場合は、気象庁等による「梅雨入り」の発表は特定できずとなります。
季節の挨拶等では、小暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送ります。
また、小暑の終わりごろに夏の土用に入ります。
 
温風至とは、「あつかぜ いたる」という読み方で、吹く風が熱気を運んでくるという意味です。この時期、北陸等を中心に乾燥した熱い風が吹く「フェーン現象」がありますが、まさにその熱い風です。
7月7日は七夕(たなばた、又は、しちせき)です。織姫と彦星が年に一度、天の川を渡って会うことができるというお話しで良く知られていますね。梅雨が空けきっていないため、まだすっきり晴れ渡る夜空とはいきませんが、日中は、厳しい暑さが続きます。
 
【黒耀 特別純米酒】
天然セラミック黒耀石の岩盤で濾過された黒耀の水を仕込み水として使用。絹のように滑らかでさわやか、喉越しの冴えは珠玉の味。
 
【メヒカリ】
メヒカリとは深海性で目が大きく、眼球が青く光って見えることからこの名で呼ばれています。一般に「メヒカリ」として流通しているものには「アオメエソ」、「マルアオメエソ」、「トモメヒカリ」など数種類があり、各地で大衆魚として親しまれています。食味としては身の柔らかさと脂の強さが特徴で、味の良さと流通量の少なさから、かつては高級魚に含まれることもあった。新鮮なものは刺身で食され、他に主な調理方法としては天ぷら、唐揚げが親しまれている。また、開きにして干したものと、丸干しや頭と腹を取っただけの棒状のまま干したものがありますが、どちらもあぶり焼きで食べると甘味があり酒の肴に申し分なしです。
日向灘の漁期は、7月から翌年の4月(5~6月は産卵のため禁漁期)で、ピークは7~8月の夏と、12~1月の冬。

メヒカリの唐揚げ
レストラン膳

メヒカリの唐揚げのレシピ  
 
材料(2人前)
メヒカリ   1パック
片栗粉    適量               
      
1.包丁の背でウロコを取り、内臓をとる。
2.めひかりの水分をキッチンペーパーでよく拭きとる。
3.片栗粉をポリ袋に入れ、まんべんなく粉をメヒカリにまぶす。
4.170℃の油で中火でゆっくりと揚げる。色がついて泡が小さくなったら火が通っているので一瞬強火にして、油を切る。