二十四節気

立夏(りっか)

七十二候

蛙始鳴(かわずはじめてなく)

5月5日頃から5月9日頃まで

24節気で、立夏になります。夏に入るこの時期。
 
蛙始鳴(かわず はじめてなく)とは、蛙の鳴き声が、夏の到来を告げている事を指しています。今では、蛙が鳴き始めるのは春先のもっと早い時期をイメージしますが、昔は、夏を指していたんですね。
 
丁度、端午の節句を過ぎ、空は青さを増して、天高く五月晴れが広がっています。
 
端午の節句には、柏餅を食べたりしますが、なぜ柏餅を食べるのか、由来を御存知ですか?
 
一説には、柏の葉っぱは、新芽が出ないと古い葉っぱが落ちないのだとか。つまり、子孫ができて、葉っぱが交代していくことが、子孫繁栄に繋がると信じられたためだそうです。
 
行事の食には、いろいろなメッセージが隠されているんですね。
 
 
【瀧澤 純米吟醸 生酒】
長野県酒造好適米「美山錦」を55%にまで磨き上げ、超軟水の黒曜の水で仕込み、低温でじっくり発酵させた生酒です。
醸造には、日本一と言われる超軟水、和田峠の「黒曜水」を仕込みに使用しています。水に含まれるミネラル分が少ない軟水は、酒造りが難しい反面、米の旨味をしっかりと引き出す効果があります。 
高貴さ漂う華やかな吟醸香と洗練された艶のある旨味。鋭敏な切れ味、後味すっきり淡麗タイプのお酒です。
 
 
【いか、しいたけ、たけのこ】
この時期、アオリイカが旬を迎えています。カリウム、マグネシウム、リン等の無機物を豊富に含んでいます。ビタミンではナイアシンを多く含み、タウリンも豊富です。タウリンは、疲労回復に効果があることで知られています。
しいたけは、カリウム、マグネシウムを多く含み、ビタミンでは、ナイアシンのほか葉酸やビオチン等も豊富です。また、抗癌作用があることで知られているレンチナンが含まれています。
たけのこには、うまみ成分となるグルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸等のアミノ酸が多量に含まれています。同様に、多量に含まれているカリウムは、体内の塩分(ナトリウム)を排泄することに役立つため、高血圧症の人には効果的です。

竹の子ご飯
レストラン膳

竹の子ご飯(3合)のレシピ  
竹の子               200g     
鶏もも       200g      
醤油           大さじ2     
出汁醤油     大さじ3       
酒               大さじ2      
塩                        少々  
 
1.あくぬきをしたたけのこを適当な大きさに切る。           
2.お米をといで、調味料を入れてから3合の水量に合わせる。  
3.フライパンで鳥ももひき肉を炒め、竹の子を加えて味付けをし煮る。               
4.炊きあがった茶飯と具材を混ぜて、山椒の葉をのせて出来上がり。