二十四節気

啓蟄(けいちつ)

七十二候

蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

3月5日頃から3月9日頃まで

24節気の啓蟄、そして72候の蟄虫啓戸とは、土の中で冬籠りして隠れていた虫(蟄)が、戸をひらいて(啓)土から這い出し、地上に顔を出すことを指しています。
虫も蛙も春を謳歌し、咲き出した花々には蝶や蜜蜂が飛び回る、にぎやかな様相を表します。
草花に少し遅れて、虫や動物たちも春を祝福しているようです。
 
【黒耀の水(超軟水)を仕込みに使用した黒耀】
美山錦を原料米に超軟水の黒耀の水を使用して仕込んだ黒耀は、非常にスムーズな飲み口で呑みやすいお酒に仕上がっています。
お酒に癖がないため、砂糖やみりんを使った味付けの料理や、でんぷん質の多いお料理とマッチします。
新ジャガイモと新たまねぎに旨み豊かな豚肉と合わせ、黒耀を味わってみてください。
 
 
【新ジャガイモ、新たまねぎ、豚肉】
新ジャガイモ、新たまねぎと豚肉で作る肉じゃがは、シンプルですが旨みたっぷりの一品です。
ジャガイモは、カリウム、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維等を多く含んでいるほか、たくさん蓄えられたでんぷん質が、旨みを支えています。
たまねぎは、硫化アリルを多く含んでいます。硫化アリルは、消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにする働きや、血をサラサラにする働きのほか、ビタミンB1と結合しやすく、その吸収を促す働きもあると言われています。
豚肉は、一年中出荷されるために旬はありませんが、肉類の中で最もビタミンB1を豊富に含有しています。
豚肉の肉じゃがは、非常に健康に良い材料の組み合わせになっているわけですね。
体の疲れを取りながら、旬の食材を合わせて摂りましょう。
 
豚肉の肉じゃがは、新ジャガイモ、新たまねぎ、豚肉の組み合わせで、栄養的にも満点の料理。甘辛いしょうゆ味は日本酒との相性も抜群ですので、おつまみとして最高です。
常温の黒耀と合わせると良いでしょう。

豚ばら肉は3~4cmに切り、フライパンで全面こんがりと焼く(出てきた脂はキッチンペーパーでとる)
 
かぶる程度の水を入れ、ネギの青い部分、しょうがを入れて茹でる。5分煮て脂抜きをする(アクも一緒に抜ける)
 
ジャガイモとバラ肉を圧力鍋に入れ、材料スレスレに水を入れ、合わせ調味料を入れて、強火にし、おもりが振れたら中火で、15分加熱。自然に圧力が抜けるまで放置する。
 
フライパンに移して、玉ねぎを加えて少し煮詰める。好みで、醤油、砂糖を追加して下さい。
 
酒:5
みりん:3
濃口醤油:3
砂糖:1