二十四節気

夏至(げし)

七十二候

半夏生 (はんげしょう)

7月1日頃から7月6日頃まで

24節気で、夏至になります。
夏至は、太陽は北回帰線上にあるため、北半球では昼が1年で最も長くなる頃です。
二至 (夏至、冬至) 、二分 (春分、秋分) の四季の中央におかれた中気となります。
夏至は、太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで、現行暦では、この期間の第1日目つまり6月21日または22日を指しています。
 
半夏生とは、「半夏が生じる」という意味で、サトイモ科カラスビシャクという植物が生い茂る様子を表しています。半夏は、その球茎の外皮を除いて乾燥したもので、漢方薬として用いられました。
カラスビシャクが生える頃を、田植えが終る目安としていました。
蒸し蒸しした梅雨の時期もそろそろ終わり、山開きや海開きが行われる頃です。いよいよ夏本番を迎えます。
各地では様々な行事や習慣があります。
 そのひとつに、関西では豊作を祈ってタコを食べる習慣があります。これは、作物がタコの足のように、大地にしっかりと根を張ることを祈願するといった意味が込められているそうです。
また讃岐地方では、半夏生にうどんを食べる習慣があるのだとか。
 
【瀧澤 特醸】
吟醸酒並みの粕歩合で仕上げた贅沢な造り。気取りのない円やかな味わい。軽い口当たりで喉越し爽やか。
冷やでも燗でも楽しめるすっきりとバランスのよい味わいが特徴です。後味がサラッとしたやさしい口当たりで、
普段日本酒を飲み慣れない方にも好評です。
 
【いわし】
いわしは、日本近海でたくさん取れる、昔からポピュラーな魚です。青い複数種の小魚の総称となっています。
日本で「いわし」といえば、にしん科の「まいわし」と「うるめいわし」、かたくちいわし科の「かたくちいわし」の合計3種類を指しています。
日本では食用の他に、飼料・肥料等幅広く生活に取り入れられていました。
また、いわしは鮮魚としてだけでなく、いりことも呼ばれる煮干し、目刺し、そしてちりめんじゃこなどの加工品としても食べられています。
栄養的には、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、といった無機質のほか、レチノール、ビタミンD、トコフェロールといったビタミンの他、DHAやEPAとして知られる不飽和脂肪酸もたくさん含んでいます。
まるで、生きたサプリメントといってよいほどの栄養素を含んでいます。

いわし明太
レストラン膳

いわし明太のレシピ  
 
材料(2人前)
いわし    2尾
明太子    2腹                 
      
1.いわしの頭を取り、腹を開いて内蔵を取り出してよく洗う。
2.明太子を切って入れる場合には、切り口側に明太子の切り口が来ないように袋側を向けると良い。
3.焼き方は中火で裏6分の表は4分、表面の色が変わって脂が弾けてきたら焼き上がり。